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2009年07月23日

手作りからくりコンテスト 大垣ものづくり教室二日目

手作りからくりコンテスト、二日目の様子です。

参加の皆さんは、大垣市内中心部のまちづくりプラザ会議室に集合。
皆さん昨日とは違い少々神妙な顔。
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まず増本先生の指示で、斜面を降りてくる「ロボット」をつくります。
簡単そうですがこれも立派なロボットのひとつ。
真剣に動くよう作業をしています。
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そして水車づくりスタート。
キットにはなっていますが、こういうものは微調整が難しい。
イビデンからのボランティア参加のスタッフもお手伝い。
今回は大垣女子短大の学生さんもスタッフとして参加してくれました。
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出来あがった水車とからくりを持参して近所の八幡神社へ。
ここは大垣名物の自噴泉が湧き出しているスポット。
暑い日であったこともあり、休憩も兼ねて水辺へ。
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そして順に横の小川で水車が回るかを確認。
オルゴールとLEDがうまく稼働すると歓声が。
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みんなで記念写真。
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最後には高速で回った子やなかなか回らなかったけれど頑張って調整した子たちへ、表彰状と記念品を贈呈。
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岐阜の地域のもつ可能性、それが地域の歴史や文化の中にあるものとして子供向けのものづくり教室として当研究所にて企画を行いました。
ロボット技術は決して先端技術だけでできているものではなく。
地域の既存の伝統などを生かして作ることがとても大切です。
今回の事業で大垣西濃の子供たちがそれを理解してくれたならありがたいです。
関係各所、特にイビデンの皆さんには感謝をいたします。

2009年07月22日

手作りからくりコンテスト 大垣ものづくり教室」を開催、初日の様子

7月22日、大垣地域まるごと環境実行委員会と早稲田大学WABOT−HOUSE研究所との共催で、「第三回 手作りからくりコンテスト 大垣ものづくり教室」を開催しました。
講師として早稲田大学WABOT−HOUSE研究所からは小笠原講師、さらに増本客員研究員(日本工業大学講師)が参加しています。
そして昨年に続き、イビデン株式会社さんの協賛を頂き、事業を運営しました。
イビデンさんの水力発電所を見学し、大垣の歴史と文化、産業を学んだ上で水車づくりをするというのが今回の内容です。

今回も30名ほどの小学生、さらに保護者の皆さんが参加してくれました。
最初に講師挨拶を行い、次いでイビデンの方から企業紹介や今回の見学先の紹介などを。
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バスで揖斐川町の揖斐川上流まで移動し、イビデンが持つ水利施設を見学。
皆さん見たことのない風景に圧倒。
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お昼には近くの道の駅にて、講師から大垣の水の歴史と文化やエネルギーの話、今回作成する水車についてなどの紹介。
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その後、発電所直前の水槽へ。
ここから一気に水を100m落とし込むと聞き、皆さんがイメージを膨らませています。
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大正時代に作られた東横山発電所の建物。
赤煉瓦が古さを感じさせます。
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発電所内はすごい轟音。
水のエネルギーを知ると共に、これが大垣の産業を支えてきたことに皆さんびっくり。
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これらを踏まえ、翌日の水車づくりにつながってゆきます。