2004年3月3日(水)、瑞浪市にある岐阜県サイエンスワールド(岐阜県先端科学技術体験センター)に調査に伺いました。
瑞浪市は岐阜の中でも東濃と呼ばれる地域にありまして、陶磁器産業の盛んなところです。
瑞浪の駅のホームからは首都機能移転のキャッチフレーズなども見られました。
画像左がサイエンスワールド。様々な科学実験を小中高校生に見せて体験させてゆくことで、将来的にものづくりに関わる人材を育成することが目的の科学館です。
館長の飯尾先生は元高校の校長先生。
洒脱な語り口と共に様々なお話を伺うことが出来ました。
そしてその後館内を飯尾館長のご案内により見学しました。
週末には親子連れでにぎわうとのことでしたが平日の午前中と言うことで少々寂しい感じ。
平日は学校の校外授業などで多数の生徒さんが来るのだとか。
画像左の空間などで、ワゴンを出して様々な科学実験などを子供達に見せるそうです。
スタッフの皆さんの研究熱心さには頭が下がります・・・。
理科室のような実験スペースがあったり、岐阜や中部各県で行われている先端科学の実際を展示する部屋があったりとなかなか盛りだくさんの内容です。
大学の階段教室のような空間が開けていたりして建物だけでも十分面白いです。
入り口には地元企業と連携して開いている「ミュージアムショップ」では実験を家でも出来るようなセットなどが用意。
様々な部分に工夫がされているこの岐阜県サイエンスワールド、全国の科学館の中でも大変成功しているそうです。
館長さんとのお話でも出てきましたがこのような組織が成功するには結局は「人」という能力をどう活かすかということがよく分かりました。
中には大人向けのプログラムも用意されているとのことでした。
ご関心ある方は休日などに瑞浪へ足をのばしてみてはいかがでしょう。
私も近いうちに科学実験の様子を見てみたいと思いました。